慢性創傷

なかなか治らない傷、それ放置していませんか?慢性創傷の危険性と再発予防の重要性

「足の傷が治りにくいけど、大したことはないだろう…」
「足がじんじん痛むけど、休めば良くなると思っていた…」
そんな風に感じている方はいませんか?

足や脚の治らない傷や痛みは、慢性創傷に進行している可能性があります。慢性創傷は適切な治療を受けないと、以下のようなリスクが高まります。
• 感染が悪化し、菌血症や切断、命にかかわる可能性がある。
• 治療が遅れるほど治療期間が長期化し、症状が重篤化する。
• 一度治ったとしても、再発するリスクが高く、継続的なケアが必要になる。

慢性創傷の主な原因には以下の3つがあります:
虚血性潰瘍: 血流が不足し、組織が壊死する。強い痛みを伴うことが多い。
糖尿病性潰瘍: 神経障害によって痛みを感じにくく、傷が悪化しやすい。
うっ滞性潰瘍: 静脈のうっ滞が原因で炎症や痛みが生じる。

原因に応じた早期の治療と再発予防が、命と足を守る鍵です!

病院に行くべき症状はこれ!

慢性創傷は適切な治療を行わないと進行し、重大な合併症を引き起こします。以下の症状がある場合、早めに専門医を受診してください。

1. 足や脚に治らない傷や潰瘍がある

o 2週間以上治癒しない傷は、慢性創傷の可能性があります。

2. 足がじんじん痛む、またはズキズキした痛みがある

o 特に夜間や安静時にも痛みを感じる場合、虚血性潰瘍やうっ滞性潰瘍が疑われます。

3. 傷が黒くなり壊死している

o 壊死が進むと感染リスクが高まり、切断の必要性が高まります。

4. 足が腫れている、膿が出ている

o 感染が進行している兆候で、早期治療が重要です。

5. 足首周辺に色素沈着や皮膚の炎症がある

o 静脈うっ滞性潰瘍の兆候であり、早期の治療が必要です。

慢性創傷の治療に必要な4つの管理

慢性創傷の治療では、「血流管理」「創管理」「免荷管理」「栄養管理」が非常に重要です。当院では、これらを総合的に行い、治癒を目指すとともに、再発予防にも力を入れています。

1. 血流管理

血流不足は慢性創傷の主要な原因であり、再発予防の観点でも重要です。
血行再建術: 血管内治療やバイパス手術で血流を改善します。
定期的な血流評価: 血流状態をモニタリングし、再発を防ぎます。

2. 創管理

感染予防と適切なケアで、創傷の早期治癒を目指します。
デブリードマン: 壊死した組織を除去し、新しい組織の形成を助けます。
再生医療: PRP療法やエピフィックス療法で傷の治癒を促進します。
陰圧閉鎖療法: 創部を清潔に保ちながら血流を増加させ、治癒を加速します。

3. 免荷管理

歩行時や体重負荷が傷にかからないようにすることで、治癒を促進し、再発を防ぎます。
免荷装具の作成: 専門スタッフが患者様に最適な靴やインソールを作成します。
リハビリテーション: 理学療法士による歩行訓練と再発防止の指導を行います。

4. 栄養管理

創傷治癒に必要な栄養を補給し、治癒力を最大限に引き出します。
栄養指導: 管理栄養士が患者様の状態に合わせた食事プランを提案します。
たんぱく質やビタミンの補給: 組織の修復をサポートします。

再発リスクに応じた予防ケア

慢性創傷は一度治癒しても再発するリスクが高いため、原因に応じた継続的なケアが重要です。当院では、以下の再発予防策を重点的に行っています。

虚血性潰瘍・糖尿病性潰瘍の場合

血流評価: 定期的に血流状態をチェックし、適切な管理を行います。
フットケア: 足の傷やタコ、巻き爪などを早期にケアします。
リハビリ・装具作成: 再発リスクを減らす免荷装具の作成と歩行指導を行います。

うっ滞性潰瘍の場合

スキンケア: 皮膚の保湿や炎症の予防を行います。
圧迫療法: 弾性ストッキングや包帯で静脈の血流を改善します。
ストレッチ指導: 足の筋肉を鍛え、静脈の血流を促進します。

放置するとどうなる?

慢性創傷を適切に治療しない場合、以下のようなリスクがあります。

1. 感染の拡大

o 感染が進行し、足趾や足部の切断、重症の場合は大切断が必要になる可能性があります。

2. 治療期間の長期化

o 放置すればするほど治癒が難しくなり、治療期間が長引きます。

3. 大切断後のリスク

o 義足での生活が困難になる場合があり、合併症(皮膚トラブルや感染など)に悩むケースもあります。

再発予防には継続的なケアが不可欠です!

当院の治療とサポート

下北沢病院の下肢血管・創傷センターでは、患者様一人ひとりに最適な治療と再発予防を提供します。

1. 総合的な治療体制

o 血流管理、創管理、免荷管理、栄養管理を組み合わせ、治療と再発予防に取り組みます。

2. 再生医療の活用

o PRP療法やエピフィックス療法などの先進的な治療を採用しています。

3. 再発リスクに応じたケア

o 虚血性・糖尿病性潰瘍では血流評価やフットケア、うっ滞性潰瘍ではスキンケアや圧迫療法など、原因に応じた再発予防策を徹底します。

4. 義足リハビリのサポート

o 大切断後も快適な生活を目指し、理学療法士や装具士がサポートします。

慢性創傷は早期治療と再発予防で命と足を守る!
「たかが傷」と軽く考えず、早めにご相談ください!
慢性創傷は、適切な治療と再発予防で健康な生活を取り戻すことが可能です。
早期治療と継続ケアで、安心の日々を手に入れましょう!

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