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例えば、こんな痛みや変形、治らない傷。
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こんな症状ありませんか?
足のむくみ
足の「むくみ」はよくある症状の1つですが、原因はさまざま。例えば心不全や腎不全、低栄養、深部静脈血栓症、静脈瘤、リンパ浮腫、感染などが考えられます。
足の痛み・しびれ
日々私たちの体重を支え地面や靴と接している足は、日常生活のなかで様々な痛みやしびれが発生しやすい部位です。
その他の疾患
距骨骨軟骨損傷、足根洞症候群、腓骨筋腱脱臼、疲労骨折、副骨障害(三角骨障害/有痛性外脛骨)、アキレス腱付着部障害、中足骨骨頭部痛、シンスプリント、腱炎・腱鞘炎(腓骨筋腱/後脛骨筋腱/長母趾屈筋腱/その他)、後脛骨筋腱機能不全、骨端症(シーバー病/フライバーグ病/ケーラー病)、リスフラン関節症、関節リウマチ、足関節前方インピンジメント症候群、足関節後方インピンジメント症候群、距骨壊死、足根骨癒合症があがっている
足の変形
足の形も人それぞれです。生活習慣や履物、加齢などの影響によって足趾の変形が生じることがあります。また糖尿病や麻痺性疾患や外傷などによっても足の変形が生じます。これらの足の変形は、突出部の痛みや履物トラブルや歩行にの支障を生じQOLの低下をきたします。
足の傷・血行障害
足の傷の治療に関しては、足の血流が良い場合と悪い場合の2つに分かれます。足の血流が悪いと足の潰瘍や壊死の原因となり、足の切断に至ることもあります。
- 虚血性足潰瘍
- 下腿うっ滞性潰瘍
- 下肢閉塞性動脈硬化症
- バージャー(Buerger)病
- ブルートゥ(blue toe)症候群
- 膝窩動脈外膜嚢腫
- 膝窩動脈捕捉症候群
足の爪・皮膚
足の爪や皮膚のトラブルは姿勢や歩行、間違った靴選び、生活習慣など、さまざまな原因があります。そのため単に処置するだけでは根本的には改善しません。その症状を引き起こしている原因を突き詰めることが重要と言われています。
糖尿病足病変
糖尿病の合併症のひとつとして、足病変があります。重症となると足の切断に至ることも少なくありません。日常生活でご自身の足を気にかけて、ケアすることにより糖尿病足病変の予防につながります。
リンパ浮腫
むくみの原因の一つ「リンパ浮腫」 血管と同じように全身にあるリンパ管に流れるリンパ液が、何らかの原因で、流れが悪くなることにより、腕や足に溜まる状態を指します。 原因としては、大腸がん、子宮がん、乳がんなどの摘出術の後に起こるものが多く、その手術では、リンパ節の切除や、放射線治療で、癌の転移を防ぐため治療の際に、リンパ節を損傷してしまうと、腕や足のリンパ液の流れが悪くなり、むくんでしまいます。この他、先天的にリンパ管の低形成などでリンパ液の流れが悪いことによって浮腫になる症例もあります。
いずれにしても、リンパ浮腫は専門の医師による術後管理および治療をしてもらうことが望ましいです。 下北沢病院ではリンパ浮腫の治療として、リンパ管静脈吻合(LVA手術)の普及に伴い、外科的治療も行っています。手術は単独で行うものではなく、治療の基本である複合的理学(圧迫)療法と組み合わせて、診療にあたることが重要です。
下北沢病院のリンパ浮腫診療についてご紹介します。
下北沢病院におけるリンパ浮腫外来受診の流れ
他疾患による浮腫除外のための検査
初診(内科医師)
浮腫の鑑別(むくみの鑑別シートに従って鑑別)
リンパ浮腫担当外来医師による診察①
結果判定:リンパ浮腫以外を疑うなら内科医師へ
⇒必要なら圧迫療法指導へ
⇒リンパ浮腫ならICG造影オーダー&担当医師外来へ
リンパ浮腫担当外来医師による診察②
ICG造影とCT後、担当医師の外来診察と説明
圧迫療法の導入
(当院もしくは連携施設)
看護師、理学療法士による圧迫療法指導、
弾性包帯、ストッキングの購入
術前評価シートの作成
リンパ浮腫担当外来医師による診察②
ICG造影とCT後、担当医師の外来診察と説明
リンパ浮腫担当外来医による診察③
担当医師診察と手術の説明
適応のある方は手術を考慮
LVA(リンパ管静脈吻合手術)施行
入院
基本的に患肢挙上
積極的圧迫療法で強制排出
LVA手術
(入院4〜5日目)
術翌日から退院まで座位禁止
点滴は術後3日間血管拡張剤
術後
術後1週間で退院
術後2週間の外来で抜糸と術後評価
3か月後に術後評価
入院後リンパ浮腫に対する手術(著効例)
