下北沢駅徒歩5分。足から健康を支えていきます。
足におこる「むくみ」は、浮腫(ふしゅ)とも呼ばれ、心臓に血液を戻す血管、「静脈」に問題があることが多く、そのサインです。 体に流れる血液は心臓から動脈を通って酸素や栄養を全身へ届け、その後、排出される二酸化炭素や老廃物は静脈を通り、心臓に血液を戻します。静脈は、重力に逆らって心臓に血液を戻すことが必要なため、ポンプの役割を果たすふくらはぎの筋肉を伸縮させる必要があります。
何かの理由でうまくいかなくなると、血液が停滞してふくらはぎがむくみます。一時的なむくみではなく、長く続く慢性的なむくみについては、心臓・肝臓・腎臓などの臓器の障害が疑われるほか、下肢静脈瘤やリンパ浮腫、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)といった疾患も疑われます。
下北沢病院では『足のむくみ外来(完全予約制)』を開設し、様々な原因で起こる「足のむくみ」を総合的に診断し、治療しています。どの治療科に行けば良いか迷った方、むくみでお困りの方はお気軽にご相談ください。※足のむくみ外来は第1、3、5木曜日の午前に診療を行っております。
下肢静脈瘤
リンパ浮腫
形成外科 菊池 守
午前
午後
ー
菊池守★2
動画① 弾性ストッキング実践
動画② 弾性ストッキングの履かせ方(医療従事者向け)
足には知らず知らずのうちに細かなトラブルが発生します。
看護師が足の状態をチェックし、足のケアやお手入れ方法の説明などを行い、足を守るためのサポートをいたします。
水曜日・木曜日 9:30~12:30 / 14:00~16:30
※祝日の場合は開催されません。
※初診の方は、予約時間の20分前にお越しください。
※予約の変更キャンセルは、前日までにお電話でご連絡下さい。
※予約時間を過ぎてしまいますと、施術ができなくなり、メニューを変更する場合がございますので、予めご了承いただきますようお願い致します。
糖尿病性足病変の要因となる靴擦れを起こさないためには、自分に合った靴選びや、履き方、正しい歩き方が大切です。フットケア外来では、それらの指導を行うことによって、受診される方の靴擦れを効果的に予防します。
糖尿病の合併症で視力や握力が低下した方は、爪切りの際に足を傷つけてしまう可能性が高くなります。このため当院では、医師や看護師が直接爪のケアを行うだけではなく、理学療法士や作業療法士によるリハビリテーションなども実施します。現在の日常生活をこれからも維持できるよう、支援を行っています。
糖視力低下や、自分で爪切りができない方に対して爪のケア、爪切りの説明を行います。
足の変形があったり、足に合わない靴を履くこと、歩き方の癖などが原因で皮膚が厚くなり、胼胝(タコ)、鶏眼(うおのめ)ができます。こうした、肥厚した部分を定期的に削ります。
血糖値を見ながら、日常生活に合わせた食事・運動の方法や靴選びなどを説明します。
足の状態に合わせて神経障害や血流の確認を行います。胼胝(タコ)、鶏眼(うおのめ)の原因を明らかにし、歩き方の指導を理学療法士、義肢装具士が靴やインソールのことについてアドバイスします。爪切りやインスリンの注射など、細かい作業が行いにくい方については作業療法士がお手伝いします。
*シャボンラッピング:泡のチカラで足の汚れを落とします**胼胝:タコ、鶏眼:魚の目***肥厚爪の場合は、別途料金、時間が必要となります
○
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歩くとき、体重の数倍の負担が足にかかることはご存じでしょうか? いったん足のバランスが崩れてしまうと、足の変形や痛みといった症状につながります。症状の改善や緩和のためには、インソールや治療目的の靴を使用することがあります。
歩くとき、体重の数倍の負担が足にかかることはご存じでしょうか?いったん足のバランスが崩れてしまうと、足の変形や痛みといった症状につながります。症状の改善や緩和のためには、インソールや治療目的の靴を使用することがあります。
足の痛みを緩和し、変形の進行を遅らせるには、足のバランスを整えることが必要です。足の裏からしっかり体重を支え、足のバランスを整えるのがインソールです。注意すべきことは、市販されているインソールの多くは柔らかくクッション性があり過ぎるため、足の痛みを訴える方には不向きである事が多いようです。医師の診察のもと、治療目的に合ったインソールを装着することが重要です。
糖尿病や血流障害、末梢神経障害の方の足は、傷や変形などの足病変が生じやすい状態です。靴擦れなどで、一度足に傷が生じてしまうと治療にも大変な時間がかかります。最悪の場合、感染や壊疽が生じ、足を切断せざるを得ない場合もあります。足を切断から守るために大切なことは、適切なインソールや治療目的の靴を着用すること。足の負担を減らすことができ、足病変の治療に大変有効です。下北沢病院の装具外来では、足病変に対応したインソールや治療目的の靴の提供も行っています。
〇★4
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関節リウマチを中心に関節痛・関節炎を引き起こす疾患(強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、掌蹠膿疱症性骨関節炎、リウマチ性多発筋痛症、RS3PE症候群など)、膠原病一般について診療いたします。(申し訳ありませんが線維筋痛症は診療しておりません)
上記以外でも何かご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
リウマチ・膠原病でみられるさまざまな皮膚・関節所見開設日:月曜午前、水曜午後、金曜午前・午後、第1・3週土曜午前
関節リウマチとは、関節に炎症が起こり、腫れ、痛みが起こる病気です。 原因は免疫の異常でありますが、実は珍しい病気ではなく、報告にもよりますが日本においては概ね100〜200人に1人の割合で発症するとされています。
かつては関節の痛みだけではなく、関節の変形、さらにはからだを動かす機能の低下を引き起こす深刻な病気でありました。しかし、近年の目覚ましい治療薬の進歩により、適切な診断のもと的確な治療を行えば、継続した通院治療こそ必要であるものの、病気の活動性を押さえ込み健やかな日常生活を送ることが可能となりました。
発症早期から治療を開始するほど治療成績が良いのですが、様子をみているうちに大切な治療のタイミングを逃してしまう方も珍しくありません。診断が難しいこともありますので、ご心配な方はお早めにリウマチ専門医にご相談ください。手のこわばり症状や手指や肘、足などの全身の関節症状に対して診療を行っています。
従来の治療に加え、生物学的製剤やJAK阻害薬などを用いた専門性の高い免疫抑制療法を行います。新しい治療薬の登場により、症状を緩和し、関節変形を防ぐことは難しくなくなってきました。ただし、ご高齢な方や臓器障害をお持ちの方では相性の悪い薬もあるため、副作用についてもよくご説明し、安全で最適な治療をご提示いたします。
長くつきあっていく疾患のため、仕事や家事をこれまでどおり継続できるように、妊娠や出産、育児や介護などライフステージにあわせて、様々な場面で苦痛なく生活できるように治療法をご提示いたします。
関節リウマチの患者さんは心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化に起因する疾患にかかりやすいことがわかっており、関節炎の治療と平行して動脈硬化の予防・早期発見を行うことが重要です。
当院では動脈硬化性疾患に対する予防医学(糖尿病診療など)に精通した医師がリウマチ診療を担当しており、内科的管理や栄養指導なども行っております。また、関節リウマチの代表的な合併症である骨粗鬆症について、高性能な骨密度測定装置(DEXA法)の分析結果をもとに診断・治療しております。
関節リウマチは手の変形が有名ではありますが、実は足部の障害も非常に多いことが知られています。初発部位が足であることも少なくありません。 足は「歩く」ために大切な器官ですので、リウマチ患者さんの生活の質に強く影響を与えるのがリウマチ足なのです。
よく見られるのが足や足趾の強い変形です。扁平足や外反母趾、内反小趾、そしてこれらに挟まれた中央の2~4趾は交差したり上に浮き上がったりし、重症になると脱臼などを伴います。こうした変形により、足の裏に骨の突出が生じてしまい、歩行するたび痛みが出るため、歩くことが困難となりますし、足のかたちにあった靴の購入が困難になることも問題となります。
初期の場合で胼胝ができて痛みがある場合は胼胝削り(フットケア)を行います。胼胝による痛みを和らげるために、オーダーメイドの足底装具(インソール)や靴型装具も処方可能ですが、変形が重度の場合には手術をお勧めすることがございます。
インソールや靴のご相談のみで受診の方も多くいらっしゃいますので、足のトラブルでお悩みの方はお気軽にご相談ください。フットケアやリハビリが必要な方には経験豊富な医師・スタッフが随時、処置や指導を行っております。
担当医:田邉谷 徹也
予約センター(03-3460-0021)で「リウマチ外来」をご予約ください。
当院のトータルウンド外来
血管は加齢とともに収縮性が失われていきます。加齢のみが原因であれば生涯にわたり大きな病気の原因とはなりませんが、他にも様々な要因が少しずつ積み重なることで、足の血管の病気を発症する可能性があります。
足の血管の病気(下肢静脈瘤、下肢動脈硬化症等)を長年にわたって放置してしまうと、湿疹、むくみ、しびれ等が生じ、進行すると潰瘍、壊死にいたる場合があります。
健康な足を維持するためにも、早期発見、早期治療をお勧めします。
下肢静脈瘤の初期症状:足がむくむ、足の血管が浮き出て目立つ、常に足がだるい、明け方に足がつる
下肢静脈瘤硬化症
動画① 下肢静脈瘤手術(ラジオ波焼灼術)
動画② 足の血管病変~下肢静脈瘤編~
長﨑和仁★2
長﨑和仁
交代制※予約センターにご確認ください
下北沢病院糖尿病センターでは、2023年4月からの腎臓内科の外来やいびき外来の開始に伴い、 総合内科外来としてリニューアルしました。 もちろん従来と同様に、糖尿病チームによる糖尿病や甲状腺などの内分泌の病気の診療だけでなく、糖尿病に由来する足の症状や足の疾患に対しても足病総合センターと連携して診療を行っております。さらに循環器内科や腎臓内科の外来にて、高血圧、脂質異常症、不整脈や心不全、腎不全や尿検査異常などの診療も可能となり、幅広い内科診療が可能となりました。そしていびき外来では、睡眠時無呼吸症候群の検査やCPAP治療なども行っておりますので、お問い合わせください。
わが国では、2003年に山陽新幹線で居眠り運転が起こり、後にその運転士が重度のOSASと判明したことが契機となっております。睡眠時無呼吸症候群に対してCPAP(Continuous Positive Airway Pressure,持続陽圧呼吸)と呼ばれる機器を用いた治療法をはじめ、その他の治療法の有効性も明らかになりました。SASに特有な症状や合併症は、無呼吸によって引き起こされる2つの重要な病態に起因すると言われております。1つは無呼吸のたびに患者本人はほとんど気づかない目覚め(=脳波上の覚醒)が起こり、良質な睡眠を得ることができず日中の眠気を引き起こすこと、もう1つは無呼吸の間は肺での酸素の取り込みと二酸化炭素の排出が止まるため、血液の中の酸素不足や二酸化炭素の貯留が繰り返され、これがさまざまな臓器に対し悪影響を及ぼすことです。これらがSASの根幹となる病態となり、SASは無呼吸の出現頻度が多くなるほど、または無呼吸の持続する時間が延びるほど重症となります。
1つでも当てはまる方は、いびき外来や専門医療機関でのリスク検査をお勧めします。
現段階で睡眠時無呼吸症候群に対する治療法として確立しているものはCPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸療法)です。即効性・確実性・安全性いずれからみても、最も勧められる治療法です。鼻マスクをつけ、鼻から気道に空気を送る小型の機械を枕元においてそこから空気を送り込み圧を加えることで、狭窄した気道を開放することができます。寝る前から起床までの治療により日中も快適となり、最近の機種はコンパクトなので旅行・出張にも持ち運びができるようになっています。
富田益臣
下北沢病院では、検査、診察、会計等全ての待ち時間をなくし、スムーズにご受診いただけるよう菊池院長による「特別予約診療」を開設しております。予約に係る特別の料金をお支払いいただき、患者さんをお待たせせずに受診していただくシステムです
足病総合センター(外反母趾、足のきず、リンパ浮腫、足の血流障害、足の冷え、下肢静脈瘤)その他の足の疾患についても診察を行っております。お気軽にお問合せください。
診療内容により診療日時は変わります。詳しくは予約センター、又はメール問合せにご連絡ください。
予約センター、又はメール問合せにご連絡ください。特別予約診療担当者より折り返し日程調整のご連絡をさせていただきます。
予約センター 03-3460-0021 月~土 9:00~11:30、13:30~15:00 日曜祝日・年末年始はお休みとさせていただきます
27,500円(税込) 別途、診療報酬に基づいた保険診療費をお支払いいただきます。病院都合により30分以上お待たせしてしまった場合は予約料のお支払いはございません。
※勝手ながらご予約に関しては医療機関からのご連絡のみの対応とさせていただきます。
①03-3460-0021(予約専用ダイヤル)にご連絡ください。 「足のきず総合外来受診希望」の旨お伝えください。担当の医局クラークにお繋ぎいたします。 医局クラークが電話に出られない場合は、大変申し訳ございませんが、折り返しのご対応とさせていただきます。
②医局クラークに、患者さんの病状に関してお伝えください。 また、ご受診可能な日時についてもご相談ください(場合によっては、医師確認後のご連絡となる可能性もございます)。
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下北沢駅徒歩5分。足から人生を支える。