手術室のご案内

手術室のご案内

手術室のご案内

手術室は2016年8月に新設しました。当院にある2つの手術室はバイオクリーンルームという特別な清潔空間を整えており、下肢血管拡張術や血行再建術、人工関節置換術や外反母趾などの足変形矯正手術など、下肢に特化した幅広い手術を行っています。また、当手術室では全身麻酔で手術を受けられる患者様を対象に術前訪問を実施しており、手術の説明や情報収集を行い、患者様に合わせた個別性のある看護を提供するよう努めています。手術を受けることは誰にとっても大きな出来事であり、不安や緊張を感じるのは当然のことです。患者様に少しでも安心して手術を受けていただけるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。ご不明な点やご心配なことがありましたら、どんなことでもお気軽にお尋ねください。

手術を受けられる患者様の流れ

手術前訪問

全身麻酔で手術を受けられる患者様を対象に、手術日までに手術室看護師が病室へ伺います。手術部位やアレルギーの有無などを確認させていただき、手術の流れについて説明します。不安や心配なことがあればどんなことでもお気軽にお尋ねください。

手術室入室

手術室入室

準備が整いましたら、患者様の状態により、歩行・車椅子・ストレッチャーで手術室までご案内します。手術室内に入る前に、手術室スタッフが患者様情報や手術内容について確認を行います。手術室入室後は、ベッドに横になっていただき、血圧・心電図・呼吸状態を確認するための機械を身体につけて麻酔・手術開始の準備を行っていきます。

麻酔

手術内容や患者様の状態、術後のリハビリ日程等に合わせて、全身麻酔・硬膜外麻酔・伝達麻酔(神経ブロック)・局所麻酔・IV-PCAなどを組み合わせて周術期を快適に過ごせるように適切な麻酔方法を患者様と一緒に調整させて頂きます。

■麻酔の種類

全身麻酔 酸素マスクを口元に当て、十分に酸素を吸っていただきます。その後、点滴から麻酔薬が入り、だんだん眠くなります。手術中は意識がない状態ですので、痛みも感じません。
硬膜外麻酔 全身麻酔の前に手術台で横向きになり、背中を丸くしていただきます。背中に痛み止めの注射をしてから、細い管を入れます。管を入れている間は持続的に痛み止めが投与できます。手術後の痛みが強い手術で行う事が多いです。
脊髄くも膜下麻酔 手術台の上で横向きになり、背中を丸くしていただきます。背中に痛み止めの注射をしてから、細い針を刺して脊髄のくも膜下腔に麻酔薬を注入し、下半身の感覚や痛みを一時的に遮断します。呼吸状態等が悪く、全身麻酔が困難な患者様に選択することがあります。
伝達麻酔(神経ブロック) 超音波装置(エコー)で神経を見ながら、手術部位を支配する神経の近くに麻酔薬を注射して手術中や手術後の痛みを軽減します。
局所麻酔 手術をする局所に麻酔薬を注射して、痛みを減らします。
IV-PCA(経静脈的患者自己調節鎮痛) 手術後、点滴より痛み止めを持続的に投与し、患者様が必要なタイミングで鎮痛薬を追加投与できます。

手術開始~終了

手術開始前に担当医師・麻酔科医師・看護師全員で患者様情報(氏名・IDなど)・手術内容などに間違いがないか再度確認をします。手術中は手術に関わるスタッフ全員で、常に患者様を観察しており、安全で確実な治療を進めてまいります。手術終了後は、問題がないことを確認してから病室・外来へ戻ります。

手術後のケア

手術後はスタッフが慎重に状態を確認します。術後も患者様が安心して回復できるよう、万全のサポート体制を整えております。ご不明な点がございましたら、遠慮なくお尋ねください。

手術実績

当院では、患者様に安心して手術を受けていただけるよう、これまでに多くの手術を行ってまいりました。こちらでは当院の手術実績を件数で表しています。

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